2007年05月31日

信販系キャッシングの金利について

信販系キャッシングの金利について
キャッシングは借金です。借金と言う事は、当然返済の義務は生じます。さらに、ただ借り入れした金額を返済するのではなくキャッシング会社によって定められた金利も支払わなければなりませんし、その金利は実質年率と呼ばれ、キャッシングの残債がある限り増え続けます。
そうなると、どうせ借り入れするならば低金利のキャッシングを利用したほうが断然お得です。では、どうやって低金利キャッシングを見つければ良いのでしょうか?一般的にキャッシングはクレジットカードと同様に、銀行系と信販系に分かれています。融資の際に利息の低いという条件を最優先させるなら、銀行系キャッシングです。
銀行系は大手銀行が運営する消費者金融なので資金面でも安定しており、融資額が大きく金利が低いのです。しかし、最近では信販系の経営努力も目覚しく、なかには銀行系キャッシングをしのぐ低金利な信販系キャッシングもあります。また一定期間ですが完全に無利息という消費者金融もあり、こういったサービスはまさに信販系ならではないでしょうか。

キャッシングの金利、利息について
キャッシングの金利は一般的に実質年率で表示されます。
この実質年率とはキャッシングの利息の種類で、例えば1年間でどのくらいの金利になるのかをわかりやすく表記する場合に用いられます。例えば実質年率10%の場合100万円をキャッシングすれば1年間で100万円の10%、つまり10万円の利息が付くという意味あいを持っています。
この事からもわかるように、一般的な消費者金融でのキャッシングといえば、実質年率20%前後が普通ですから、低金利とは言いがたいです。しかしローンなどと比べ、審査が簡単で早いのでとても人気があります。このような背景があるからこそ、近年の自己破産が多いのではないかとも言われていますが、キャッシングは使い方さえ間違わなければ便利なものである事は言うまでもありません。返済計画をたてて、良識を持った利用を心がけたいものです。

キャッシングの返済方式について
キャッシングの返済方式には2種類あり、まず1つ目がアドオン方式です。これは金利の計算方法で、元金に対して融資している期間と任意の年利率を掛けて金利の金額を算出し、元金と金利の和を割賦回数で割って毎回の返済額を決めるという方式の事です。しかし、金利をアドオン方式で表示する事は法律で禁止された為、現在は全てのキャッシング会社が実質年率で表記しています。
次にリボ払いでおなじみの、リボルビングと言うキャッシングの返済方式がありますが、こちらはさらに2つの方式に分かれます。
まず、元利定額リボルビング方式という返済方式があり、これは、毎月任意に指定した一定の額を返済し、その中から利息を差し引いた金額をキャッシングの元金返済に充てる方式の事です。次に、元金定額リボルビング方式があり、こちらは毎月、あらかじめ指定した一定額に加えて利息を支払う方式の事で 指定した一定額はすべて元金の返済に充てられ、それとは別に金利を支払うのが特徴です。